リレーコラム
地域資源とのネットワーク②
前回に引き続き、道北地域連絡協議会のお話しをさせていただきます。今年度は、年3回の道北地域連絡協議会を開催させていただき、顔の見えるネットワーク作りに力を入れています。
先日、2月17日~18日の日程で稚内と留萌を回らせていただき、最後の第3回目の会議を開催させていただきました。第3回目ともなると、かなり顔の見える関係ができはじめ「ここだけの話し」という地域の率直な課題について熱く語り合うことができました。
道北地域は、人口減少が続き、専門的な人材の確保の難しさ、福祉サービス事業所等の資源の少なさ、雇用先となる企業の少なさ、地域住民の障害理解の難しさ、物理的な移動に関わる公共共通機関の少なさ等々、発達障害に限らず地域の生きにくさがあります。
連絡協議会が、その地域の生きにくさを地域の課題として捉え、解決できる方法はないかと共に考えられる関係機関があることを知る機会となり、解決のきっかけがつかめる場となれればと思っている。また、地域課題を吸い上げ、地域の生きにくさを解決するのは自立支援協議会も担っている役割なので、今後は地域の自立支援協議会とも連携しながら、より強固なネットワーク構築が出来ればと思っています。同じような会議が乱立しても形骸化してしまうおそれがありますので、自立支援協議会に限らず、地域の既存の会議とコラボしながらやっていきたいなと思っています。
また、今回、連絡協議会を定期開催できたことにより、ネットワーク構築が進みましたので来年度の道民フォーラムを「最北の地 稚内」で開催させていただきます。詳細は、来年度改めて周知させていただきますが、平成26年9月6日(土)に稚内にて開催させていただきます。